日々の日常の中で、ふとした瞬間に遠距離恋愛をしていた頃を思い出す。
そして、同棲を踏み出して良かったな〜と心の底から思う。
遠距離恋愛中の気持ち
私とチビは『大阪』『埼玉』でそれぞれ過ごし、遠距離恋愛をしていた。
常日頃連絡は取り合っていたが、お互いの日々の些細な日常の情景についてまでは分からない。
離れて生活してると、携帯から発する情報だけが便りになり、急に連絡が取れなかったり、「次の日寝ていて連絡が出来なかった」と言われたらそれまでで、自分で何か確認したりする事は出来ない不安もある。
遠距離恋愛の経験がある人や、現在遠距離恋愛をしている人はきっと同じ不安を抱えてているはず。
会える日が決まったら
「会える日まで、仕事頑張ろう」
「ダイエットしとかないと」
「美容室行っとくかな」
日々の日常に潤いが出て、会う日までの自身への活力へと繋がっている。
ただ会えるって決まっただけなのに、その一つの事柄だけで気持ちだけでなく、周りの今まで見えていた景色さえ変わって見える。
そして
「会いたい」
から
「会える」
に変わるだけで、魔法にかけられたように幸せな気持ちになります。
遠距離恋愛で会った時
会いに行くときは、恋人の気持ちに思いを膨らませて移動中も
「どんな顔するかな?」
と恋人の事だけを考えて、移動の時間が普段より長く感じて、
『早く会いたい!』
そう思える。
逆に、恋人が会いに来てくれる時は、待っている時間はとてもそわそわしてしまい、何も手につかず…。
仕事中だとしても、全く周りの声や仕事内容は頭に入らなかったり。
男も女も関係なく、恋人が来る!と決まったらみんな嬉しいに決まってる!!!
一緒にいられる幸せ
遠距離恋愛中の二人が一緒に会っていられる時間は、
「このままずっとこの時間が続けばいい」
「今この世が終わってもいい」
そんなとても幸せな時間。
優しい時間。
しかし、一緒にいる時間は有限。
時間が経つのはあっという間で、気付けば帰る時間に。
デートの後の帰り道
お互い帰る場所は違う・・・。
その寂しさは、遠距離恋愛を経験したことがある人でないときっと分からない。
もっと一緒にいたい。
次にいつ会えるか。
次会える日は来るのか。
また早く会いたい!!!
そんな事ばかり考えてしまう。
お互いデートする前の当たり前の場所に帰るだけなのに・・・。
二人で見る景色と、一人で見る景色はまるでカラフルな世界から白黒の世界に変わって見える。
行きの移動中は楽しい事ばかり考えているのに、帰りの移動中は、普段飲まないお酒を買ってみたり、楽しかった時間が蘇り、気付けば寂しさを紛らわす事しか頭にない。
遠距離恋愛は本当に残酷だ。
会う前に比べて
つい何日・何週間前に会ったばかりなのに、もう何年・何ヶ月も会っていなかったような気持ちに陥ってくる。
不思議な気持ちになる。
そして最後にいつも思うのは
「早く会いたい!」
そして、恋人の事を思うと不思議と優しい気持ちになる。
会えない時間まで、愛おしく感じる。
同棲してから見える世界
私にとって遠距離恋愛を通じて、会えない時間を知っているからこそ、今一緒にいられる時間がとても幸せで、とても愛おしく思う。
いざ一緒に生活してみて、想像と違ったところもあるかもしれない。
そんな時は遠距離恋愛していた時の気持ちを思い出して。
きっと些細な想像と違った部分なんて良いところに見えて来るから。
まとめ
好き好んで遠距離恋愛をしたい人なんていない。
毎日会えるに越したことはないから。
一緒にいたくても、一緒にいられない人に伝えたい。
今一緒にいられなくて苦しくても、
会えない時間が、一緒にいられるようになった時に、とても大切な時間だったと思える日が来るから。
最後までお読みくださりありがとうございました。