単身者撲滅委員会~同棲ブログ~

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上野千鶴子さんの祝辞を受けて | 『男女差別の善悪について』

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上野千鶴子 祝辞 全文を読んで欲しい!ネットで渦巻く賛否両論の声参照


上野千鶴子さんの東京大学入学式で述べた祝辞について連日メディアで取り上げられ、話題になりました


誰しも男女差別については日常的に感じる事は多くあると思います。

レディースデーの映画割引や、男性が出世に優遇されている世の中など、否が応でも世に蔓延っています。

今回は上野千鶴子さんの祝辞を受けて、男女差別や男女の向き合い方について考えていきたいと思います。

 上野千鶴子さんの祝辞について

こちらが今回、上野千鶴子さんが祝辞で述べられた全文になります。

平成31年度東京大学学部入学式 祝辞 | 東京大学

その中でも個人として、とても感銘を受けた1文がこちらです。

がんばってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています。そしてがんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。あなたたちが今日「がんばったら報われる」と思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです。世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひと...たちがいます。がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます。

あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください。

なかなか簡単に言える言葉ではありません。そして、東大にはそれだけ、影響力を与える人材が4年間勉学を学び、世に羽ばたく。現在の日本を動かす人材の多くも、言わずもがな日本最高峰の東京大学出身です。

今回の論点『男女差別』の言及について

東大に頑張って進学した男女学生を待っているのは、どんな環境でしょうか。他大学との合コン(合同コンパ)で東大の男子学生はもてます。東大の女子学生からはこんな話を聞きました。「キミ、どこの大学?」と訊かれたら、「東京、の、大学...」と答えるのだそうです。なぜかといえば「東大」といえば、退かれるから、だそうです。なぜ男子学生は東大生であることに誇りが持てるのに、女子学生は答えに躊躇するのでしょうか。なぜなら、男性の価値と成績のよさは一致しているのに、女性の価値と成績のよさとのあいだには、ねじれがあるからです。女子は子どものときから「かわいい」ことを期待されます。ところで「かわいい」とはどんな価値でしょうか?愛される、選ばれる、守ってもらえる価値には、相手を絶対におびやかさないという保証が含まれています。だから女子は、自分が成績がいいことや、東大生であることを隠そうとするのです。

こういった公の場で、男女差別について、述べられた方は多くはありません。生まれ持って、性を持ち、希望を出したわけでもなく、決まった性別として生きていかなくてはいけない。消えることの無い永遠のテーマだと感じます。

男女差別を無くす方法はないのか?

フィンランドは、兼ねてから男女差別を無くすために国を上げて運動を実施しています。

www.huffingtonpost.jp

国の経済にとって、できるだけ女性が労働市場に参加することが大切だということです。私たちの研究では、男女格差を減らすために投資をすることは、経済的にもメリットがあると考えられています。逆に言えば、経済社会の発展は、男女平等を確保する構造に投資することによって可能になるということです。

また、家庭で家事や育児をすることも大事ですが、それだけではなくて、女性のさまざまな能力を専門分野……たとえば、経済や科学、芸術などに活かすことも大事です。これは男性の仕事、これは女性の仕事という役割分担をやめ、男性女性に関わらず、個々の才能を活かして社会に参画することは、個人にとっても社会にとっても、もっと広い観点からみても、世界にとって良いことだと思います。そうすることで、お互いに支え合い、発展する社会になります。

男女差別を無くすことにより、社会全体が活性化され、より良い国になると考えられています。男女間の考え方についても、横柄な考え方など一切なく、男女平等を唱えられています。そして、フィンランドの学力は世界トップクラスで常に上位3位に入る程、勤勉な国家です。一人一人の考え方を重要視していて、今後もより発展が続いていくでしょう。

レディースデーは男女差別を加速させている?

日本では、『レディースデー』が至る所で設けられています。イベント事に対しても、レディースのみ500円引き等と記載があったりします。これは列記とした男女差別を加速させているのではないか…。

世の中の大半の人はそう思っているのではないでしょうか。

 

なぜ女性だけなのか…

 

『レディースデー』の意図は別にあった

私もこの記事を読むまでは、レディースデーがずるい、何故女性ばかり!と少し妬んでいました。(笑)

president.jp

女性と男性を比べた場合、女性のほうが総じて価格変化への対応が大きいと思われる。それはデパートのバーゲンや、スーパーの安売りセールに女性のほうが敏感なことを見てもよくわかるだろう。だから、映画館の館主たちは無意識のうちに価格弾力性のグラフを頭の中に描き、メンズデーではなくてレディースデーを設定しているのだ。

それに平日にメンズデーを設けても、仕事で忙しいビジネスマンが多く、大した集客効果は見込めない。それだったらということで、わざわざ休日にメンズデーを設ける必要などないだろう。黙っていても観客が来てくれるからだ。

とくに奥さんや彼女に「あの映画面白かったわ」と聞けば、気になって映画館に足を運ぼうと考える男性諸氏が少なくないはず。カリスマ的に周囲への影響力の大きい人をマーケティングの世界では「インフルエンサー」と呼んでいるが、レディースデーはそのような力を期待したものともいえそうだ。

男女での価値観や感性の違いが影響すると言う。確かに言われてみると、バーゲンやスーパーでの買い物など、いち早く行動に移しているのは、女性がメインだ。そして、そのサービスを行うことにより、男性は女性からの誘いに断れず、一緒に来店する。目からウロコでした。

 

レディースデー≠女性優遇

 

レディースデーとは、女性だけでなく、男性もターゲットにしたマーケティングであり、男女差別を促す内容ではありませんでした。

きっとメンズデーを作り、「メンズが安いから一緒に行こう」と女性を誘っても女性は、自分が安い日のレディースデーに行きたがり、集客には繋がりません。男女とも安くするとその分コストがかかってしまう。よく出来ていますね。

これを機にレディースデーは、女性優遇ではなく、『一種のマーケティング戦略』だと言うことを知ってもらえると嬉しく思います。

女性差別と嘆かれる女性専用車両

女性専用車両は差別の対象ではなく、「女性にも男性にもお互いを守るセーフティーネットの役割を果たしている」と私は考えています。

女性専用車両を設ける意味は、

  • 女性を痴漢から守るために必要
  • 痴漢冤罪から男性を守る

この2つの項目に対しての対策だと私と同じように、認識している方は多いでしょう。

しかし、その意味合いを理解せず、女性差別を繰り返し言われる方を私の周りにもいます。

私も、急いでいる時に女性専用車両があって、電車に乗り損ねた経験は確かにあります。

これは差別ではなく、男女双方についての問題を少しでも減らそうと考えた、対策のひとつだと考えます。こちらの記事で、『女性専用車両を配備する前にまずは男女のやれることがある筈』と記事にされています。

www.businessinsider.jp

女性専用車両が導入されたきっかけの一つが、痴漢を注意した女性が強姦された「地下鉄御堂筋事件」だ。梁さんが懸念するのは、男性グループが彼らを注意する女性の動画を撮影しネット上に掲載しているのは、この事件と同じように「抗議した人を組織的に攻撃し揶揄することで、さらに女性が声を上げにくい環境をつくり出したいのではないか」ということ。いま必要なのは、被害者が声を上げなくてもいい仕組みだ。

痴漢被害と冤罪被害は、今でも無くなることは残念ながらありません。しかし、被害者が声を上げなくても周りが助けてくれる。そんな社会に少しずつなるよう、我々男女共に一丸となって呼びかけ続けなくてはなりません。

まとめ

今まで気付かないところで、沢山の『男女差別』と勝手に決めつけていた点がある筈です。男女で区別をし、少しでもお互いを思いあってより良い社会に、そして行く行くは男女を区別をすること無く明るい社会になってくれる事を望んでいます。